古代からの名勝「近畿三沢」のひとつ
浅澤社(住吉大社境外摂社)は住吉大社裏手の住宅地の中にある。
カキツバタが植えられた水無しの池のような見た目に興味を惹かれて案内板を読んでみると、もともとは「浅沢池」という大きな池で、奈良の猿沢、京都の大沢と並ぶ近畿最高峰の名勝の池だったとあって、えええー! って感じ。
「沢」は「池」の古代語でもあり、「日本三沢」は初沢池、猿沢池、広沢池とする説については聞いたことがあったが、ここ浅沢は知らなかった。というか、住吉神社の帰りにたまたま通りかかった。
水が涸れてロストレイク(消失湖)になったのは昭和時代。平成になって新たな水源から水を引き復活させた。明治神宮をはじめ、各地のカキツバタを集めているそうだ。