水辺遍路

訪れた池やダム 1万スポット

五ノ神まいまいず井戸(東京都羽村)

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カタツムリの殻のように螺旋を描く井戸である「まいまいず井戸」のひとつ。この形態の井戸は武蔵野台地に点在し八丈島にも見られる。
ここ五ノ神まいまいず井戸はJR羽村駅前という立地にあり、神社敷地とつらなるかっこうで保全されている。まいまいの形状をよく保っており、下までおりることができるのもうれしい。
以下、東京都文化財情報データベースより抜粋。

武蔵野台地は、地下水脈が深く、水を得るためにはくずれやすい砂礫層をかなりの深さまで掘り下げる必要がありました。江戸時代中期以前は、垂直な井戸を深く掘ることは難しく、そのために考案されたのが、この「まいまいず井戸」です。
 まいまいず井戸は、その形がまいまい(この地域の言葉で「かたつむり」のこと)のように見えるところからきた呼び名です。地面をすり鉢状に大きく掘りくぼめ、その底の部分から短く垂直に井戸を掘っています。井戸枠までは斜面を廻るように道が設けられ、あたかもかたつむりのうずまきのように見えます。
地表面での直径は約16mで底面の直径は4m、深さ約5.5mの窪地の中央に直径約1m、深さ約7.4mの掘り井戸があります。
 この井戸が掘られた年代は確実ではありませんが、井戸の中から鎌倉・室町時代の板碑が出土した記録があることから、中世に遡る可能性があります。側にあった熊野神社(現在の五ノ神社)とともに、村落の中心的な施設として使用されてきたものと考えられています。
 同様の構造を持つ井戸は、青梅新町の大井戸など多摩地域に多くみられるほか、八丈島(「メットウ井戸」)にもみられます。

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