石垣島から長〜く北に20kmも伸びた平久保の半島先端近くに位置する。
池状になったこの磯は「リアル島人ぬ宝探しプロジェクト」の全22スポットのひとつに選ばれている。これは観光地化されていないものの島人の宝としてひっそり愛されてきた名もなき名所に魅力的なネーミングを与えることで、新たな石垣島の魅力を発信していこうというもの。
もともとは浦崎ビーチという地味な名前だったが、「浦崎の楽園海プール」となれば興味をもつ人も増えるだろう。
とりあえずレンタカーで島最北端の平久保崎をめざし、そのやや東寄りにある平野ビーチの方へ。牧場の中の細い道が入り組み、分かりやすくはないがナビを頼りに平野ビーチへ。
「楽園海プールは平野ビーチから行けます」との看板に従ってビーチから歩くが、砂に足をとられながら往復2.5km。冬でも汗だくになる。
「プール」といっても後付けのキラキラネームということもあり、実際には天然の磯の一部で潮だまりに近いものだった。地図で見ると天然とは思えぬ直線的な切れ込み感が神秘的。何らかの祭場として人の手が入った可能性は? どのように島の人たちに愛されてきたのかなど歴史的背景も知りたいところだが、今回はとりあえず軽く紹介まで。
駐車スペースは2、3台。砂の未舗装。
マークした場所は平野ビーチの駐車スペース。2、3台。