日本一美しいといわれる、らせん状のポットホール。それならば、ぜひ見てみたい。
ところが訪れてみると、アプローチ路が路肩崩落で通行止め。日本一美しいもの見たさであきらめきれず、土地の人にお伺いをたてた上で歩いて行った。このアプローチ路自体は一車線舗装路。
水力発電を行なっている売木ダムを過ぎてほどなく、地味にポットホールを示す標識が。見まわすも、むむむ、どれ??
日本一美しいなら一目で分かるはずとタカをくくって臨んだのが間違いだった。調べようにも通信が入らず。
やっとおさえた一枚は親子ポットホールの「子」の方だった。水が流れ落ちるその直下に親ポットホールが。しかし水量が多過ぎたのかアングルが悪かったのか認識できず・・。
下の売木村発の動画でなるほど、そういうことかと納得。滝壺タイプの甌穴。動画で見ると確かに、らせんの水流が美しい。
悔やまれるのは「日本一美しい」という言葉にとらわれすぎた。美しい言葉は時として目を曇らせる。