津軽半島最大のダム湖だけに、爽快なスケール感。
秘境ダムというほどではないが、人里と隔絶された独特の孤高な空気がピンと張り詰めている。
クルマの音もせず、民家も見えない。ほどよく奥まった感じがディープな味わいを生みだしているのだろう。
堰体は立入禁止。
ダム案内板が語るのは、津軽半島の農地の厳しさ。
曰く「きわめて生産性の低い」湿田、半湿田の農地に、小田川ダムからの基幹用水路を整備。それまで一体だった用排水を分離し、生産性の高い乾田化を実現した。
アプローチ路は1.5車線舗装路。西側と北側の両方からアプローチできるが、どちらかというと西側の方が走りやすかった。
Google マップには2020年現在、ダムへの最終アプローチ路が出ていないが、ダムサイトまで舗装路がのびている。
マークした場所がアプローチ路入口。