水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

仲田地区の沈砂池2タイプ(沖縄県石垣島)

f:id:cippillo:20200514193706j:plain
着陸前の飛行機から撮影。轟川の横の池には沈砂機能のあるイケス型の洪水吐を二基備えた池が

ここでは新石垣空港(南ぬ島石垣空港)南側の二つの池と給水所を採り上げる。
ひとつは轟川の支流との合流部に設けられた沈砂池。
上空からの写真で見るとよく分かるように生簀のような蛇籠の洪水吐が特徴的。農地の赤土が川に流出するのをここで食い止めている。それでも雨後の轟川は赤土でコーヒー牛乳のような色。

f:id:cippillo:20200514193443j:plainf:id:cippillo:20200514193450j:plain

上の写真(右)は平地から見た同池。奥に見えるのは空港進入灯橋梁
このあたりの農地は仲田地区というらしい。給水所があり操作盤のふたが開いていて、うれしくもボタン類を見ることができた。

f:id:cippillo:20200514193411j:plainf:id:cippillo:20200514193400j:plainf:id:cippillo:20200514193340j:plain

もうひとつの沈砂池は湛水はしていなかった。
このあたりは、よく飛行機が頭上を通る。
遠くに巨大な二又ファームポンドも見えた。

f:id:cippillo:20200514193429j:plainf:id:cippillo:20200514193437j:plain
f:id:cippillo:20200514193419j:plain
f:id:cippillo:20200514193351j:plain
空港南側の仲田地区から見た二又ファームポンド