西表島の船浦湾は、注ぎ出すいくつもの川が運びこんだ土砂が堆積し広大な干潟を形成し、海中道路と呼ばれる二車線道路によって三つの通水口を残して海と遮断されるかっこうになっている。
この干潟を湖のように隔てている陸繋砂州が天然のものなのか、道路を建設するために設けられたものなのか定かではないが、通りがかりに気になったので立ち寄ってみた。
右岸側の砂州の付け根に駐車スペースと案内板があり、干潟にも降りられるようになっている。
船浦湾干潟は環境省が選定を練り直している「日本の重要湿地500」の改訂バージョン「重要湿地」(名前がシンプルすぎ?)のNo. 630に挙げられており、多様な生物のゆりかごとして重視されているだけでなく、カヤックツアーなどの起点にもなっている。
マークした場所は、舗装駐車スペース(案内版あり)