国分川調節池緑地。
二つの川の中洲に造られた三連の調節池
東京ドーム5個分の広さをもつ国分川調節池。国分川と春木川にはさまれた洪水対策施設だが、この敷地を区切るように2本の市道が事実上の堤となり、上池、中池、下池の3池で構成される。
上池の右岸側(国分川から見ると左岸側)にはコンクリートで強化された越流堤がある。また上池が一定水位以上になると中池に流れ出すよう両池の接続部にも越流堤がある。
中池と下池が市川市が整備管理する親水公園になっているのに対して、洪水初期に浸水する設計の上池の方は公園要素は皆無である。洪水調節専門の池のようだ。
ほぼ原野状態だが二ヶ所に湛水部分があり、ひとつは調節池の中央近くの最深部、もうひとつは右岸側に枡形に堤が切られた池があり、初期湛水池のように見えるが、どういう役割があるのだろう。
マークした場所は道の駅。