たせこ。田瀬ダム。田瀬湖ふれあいランド、田瀬釣り公園。
ダム湖100選にもなった、岩手きってのレジャーレイク。
「日本初の国営ダム」というタイトルももつ田瀬ダムは、田瀬湖ふれあいランド、田瀬釣り公園など湖畔にレジャー施設をもち、キャンプ、ボート、釣りなど水辺レジャーにことかかない。
東北における巨べらフィールドとしても名高く、ワカサギ、ブラックバスなど20種類もの魚類が生息する。
オートキャンプ場のある横峰ワンドはへらぶなの名ポイント。
ダム湖100選。
ダムカード配布対象ダム。
国営ダムの初号機。
田瀬ダムの建設が開始されたのは1941年。日本初の国営ダムがここに産声を上げようとしていた。国交省はもちろん、建設省も農林省もまだなく、内務省が管理した。
じつは前年の1940年に日本初の多目的ダムである向道ダム(山口県周南)が内務省の河水統制事業として施工されている。しかし完成後は県に管理が委ねられ内務省直轄とはならなかった。このため、最古の国営ダムの地位は翌年着工される田瀬ダムに譲ることになったわけである。
ダムサイトにある資料館前に「河川総合開発発祥の地」の碑がひっそりと国営第一号を伝えている。
資料館。
天端上は道路。けっこう広い。
マークした場所はつり公園駐車場。