水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

小久保ダム(千葉県富津)

小久保ダム(2023年撮影)

現役を引退したダムを民間のアイデアで活用する試み

上水道用ということで堰堤側とインレット側の両方のアプローチ路は鉄の門扉でかたく閉ざされ、鉄格子のすきまから遠目に眺めるしかない、そんなダムファン泣かせのダムも2014年3月に運用が終わり、ダム空間の新たな価値を創出すべく公募型プロポーザルでの利活用事業者を募集。推移が注目されるが2023年時点でも敷地に大きな変化はなく水位はかなり低くなっていた。
ダム空間の活用には審査に合格する必要があるが、おおむね50万円ほどでの賃貸を想定しているようだ。
2016年にはインレット側から調整池のようなコンクリートフェイシングが確認できたが、2023年の再訪では水位がかなり落とされていた。
アプローチ路入口はゲートで閉鎖されている。




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