みずぬまだむ。
茨城県でいちばん古い多目的ダム。
茨城県最北部の渓谷部に、風景に溶けこむように古いダムがあった。地図で見ると大きくV字に屈曲した湖だが、湖畔に立ってみると湖が屈曲しているというより、湖に小さな山がせり出しているように見える。その山裾は草地となって湖面と接しており、ところどころで釣り人が竿を出している。透明な水の匂いが、ああ、釣りをしたいと思わせる。県最古の多目的ダムの水沼ダムである。
へらぶなを釣っていると、岩魚や山女魚が外道として釣れてしまうのもこの釣り場の特徴。ただ、へらぶなの遊漁券と渓流魚の遊漁券は異なり、両方を狙って釣る場合は両方の券が必要だ。
地元の漁協が管理しており、日釣券は500円(雑魚※渓魚は別途)。へらぶな釣りが主で、リール、フライ、ルアー釣りおよび氷上のワカサギ釣りは禁止されている。ボートも禁止。
インレット側に駐車場、トイレあり。
堰体
駐車場と案内板
マークした場所が駐車場(トイレあり)