水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

相模原沈澱池(神奈川県相模原)

さがみはらちんでんいけ。

特徴的な取水設備(2022年撮影)

相模原市にあるのに横浜市水道局が管理する池

相模原市に位置する池ながら管理は横浜市水道局。相模湖から導水された水の不純物を7時間かけて沈殿させるための池だという。もとは今とは違う名前の貯水池だったという地元の話もあった。
池の周囲は鉄柵で完全に囲まれており、釣り禁止はもちろん、水際に近づくこともできない。広さはあるものの、コンクリートのスロープ形状護岸で調整池のような雰囲気。バードウォッチングのフィールドでもある。
道をはさんで県立相模原公園が隣接する。

堰堤はアースダムの様相

 

この池の流れ込みには円筒分水池が

池の流れ込み側の管理敷地内に円筒分水池があるが、立ち入ることはできず見ることはできなかった。


流れ込み側には円筒分水池が。排泥池、排水池なる文字も見える!


 

ミシマサイコを復活

根っこが漢方薬の原料になるミシマサイコがかつては一面に生えていたという。今はこの一角で小さく復活。