ひがしじょうだむ。
犀川の支流、麻績川に合流する東条川(ひがしじょうがわ)にはキャンプ、カヤック、釣りなどが楽しめ、日帰り温泉まで網羅する新鋭の小仁熊ダムがある。
東条川に沿う県道を青木峠の近くまで遡っていくと、ヘアピンカーブの先に、砂防ダムの風貌ながら30m近い堤高でそびえる東条ダムが姿を現す。
ときおり、へらぶな釣り師も入っているという話で、確かにダム湖わきの一角には石碑と並んで「遊漁者の皆様へ」という看板もある。
こい、ふなも対象になっており、遊漁証をもっていないと「取締りいたします」とのことで、言葉はていねいながら、かなり高圧的な内容だ。
何かと金をとる、高額な罰金を課す、取り締まる・・信州の水辺の多くでぼんやり感じる居心地の悪さは、こういった細部に現れているのかもしれない。
マークした場所に駐車スペース。