海南野池群のなかでも、素敵な池が集まる林道野尻線沿い。
小池という名であなどっていた。林道から出ているアプローチを徒歩で進んだ先、眼前に現れた池は予想とは大きくちがって、5つのワンドをもち、複雑に入り組んだ岸は1.5kmにも及ぶ、なかなか壮大な感じの池だった。
大池が近くにあるわけでもないのに、なぜ小池なのか気になるところではあるが、豊かな面立ちが印象深い池だった。
ビーチ状になったワンドはゆるやかな草地。水の中をのぞくと、ブルーギルと、何かの稚魚と思われる小さな魚が見えた。大きな魚影もあったが魚種は特定できず。
沈んだ倒木には、いかにも何かが潜んでいる期待が。スピナーベイトを通してみたが反応は得られず。それでも、わくわくする瞬間。
マークした場所がワンドへのアプローチポイント。