おぐにぬま。
岸辺を彩るニッコウキスゲ群落が天然記念物に。
標高1,090mに位置する火山由来の天然湖。明治時代に生まれた桧原湖をはじめとする裏磐梯の天然堰き止め湖沼群とは成因がまったく異なり、太古からある天然湖沼である。
6月から7月にかけてのニッコウキスゲのシーズンには麓にある専用大駐車場から先の峠道はマイカー規制となり、シャトルバスでのアクセスとなる。沼を見おろす金澤峠では、こうべをめぐらせれば会津盆地の大パノラマが広がる。
峠に沼へと降りる登山口があり、30分ほどで木道が渡された池畔の湿原に出る。一帯は雄国沼湿原植物群落として国の天然記念物に指定されている。人の少ない時期や時間帯には熊に注意。
ニッコウキスゲ群落が国の天然記念物に指定。
初夏はニッコウキスゲに岸辺が埋まる。
金澤峠から雄国沼の反対側に目をやれば。
人工の堰体のようなものも見える。かなたに光る水面は檜原湖か。
標高が高く、台風が接近していたこともあり、みるみる気象が変化する。
登山口のトイレ。
金澤峠のパノラマ台の駐車スペースと案内板。
雄国沼に突き出した半島。
麓にあるシャトルバス発着所の大駐車場。ニッコウキスゲのシーズンにはマイカーで行けるのはここまでとなる。
水辺遍路謹製マップ。