しんぐういけ。
山頂池では希少。祭事では屋形船が練り渡る。
標高668m。高塚山の頂近くにぽっかり浮かぶ周囲500mの神秘的な池。山頂という立地にもかかわらず、満々と水をたたえ枯れることがないため、諏訪湖と地底でつながり通水していると思われてきたようだが、実際には湧水が水源。
池にはいたずら好きの大蛇にまつわる伝説が残っており、荘厳な新宮神社の社が池を守っている。
池岸に舟屋があり、大きな木造の舟が二艇。これは夏祭りで使われる舟である。
鯉釣り師が訪れるというが、通常、このような池は釣りはできないのがふつうであるから不思議である。
7月最終の土曜日には華やかに飾られた屋台舟が池を練り渡る。
池で船を浮かべる祭事が行われる事例としては、愛知県津島の丸池がある。時期もだいたい同じ。
池の周辺。山頂近くにある
マークした場所は駐車場