ほこのこ。
テーブルハイランド上の溜め池を利用したレジャーレイク
保古山は標高900m以上の頂上テーブルハイランドを形成しており、標高2千メートルの恵那山から見おろすと、まるで木曽路への門を防御する空母のように見える。
この根の上高原上に二つの溜め池が築造されたのは昭和中期。上段には高原名を付した根の上湖、下段に山名を冠した保古の湖。
中津川の市街地から峠道を上り、初めてこの池に来た2011年には、てっきりここが百名山・恵那山の山麓かと思っていたが、じつは盟主とは谷を隔てて独立したような高原台地であった。その地形を知って、ぜひ再訪したいと思ったが、実現するまで8年もかかってしまった。
池畔の一角を二車線路が通じているので、ドライブをしながらでも見ることのできる池だが、再訪した晩秋の早朝は、池の一角から林の上にうっすら雪化粧をした恵那山の山頂が浮かんでいるのが見えた。
湖畔にはキャンプ場や国民宿舎もあり、かつてはボート釣り専用のトラウトの管理釣り場として湖面活用もされていたと記憶しているが、2019年現在、現地で確認した看板では認定したフライ・ルアー教室以外の釣り、エサ釣り、岸からの釣り、マイボートの持ち込みは禁止とのこと。
陸釣りは禁止となており、レンタルボートあり。結氷期はワカサギ釣り場として桟橋やドーム船も用意されている。
マークした場所は、根の上湖畔の駐車場