水辺遍路

訪れた全国1万1,600の池やダムを独自の視点で紹介

まこも池(千葉県松戸)

朝から強い陽射しの中、釣り人のパラソルが花開く(2024年9月撮影)

江戸川サイクリングロード直下にある湿地由来の池。

江戸川堤防のすぐわきにある「まこも池」。土手の上はサイクリングロードを走る自転車や、犬の散歩の人々が行き交う。今なお宅地化が進んでおり、コンビニも近いが、ここがベッドタウンとして開発される前は低湿地の広がり、池が点在していたという。
現在、まこも池をのぞく池はすべて埋め立てられてしまったが、往時をしのばせる池を「まこも池緑地」として公園化。無料のへらぶな釣り場として桟橋や駐車場が整備されている。市の予算で放流もなされていたこともあったようだ。


 

釣り

台数が少ないながら駐車場もある。トイレは簡易トイレとなる。固定釣り台は老朽化が進んでいたが、2015年および2024年にも修築されているのを確認した。
夏場は池の半分以上が水草で覆われているものの、桟橋付近は茂刈が行われる。小ぶなながら短竿でよく釣れる。
一方、霜がおりる厳寒期には厳しい釣り場となる。浅い小場所であることから冬でも長竿を出す者は少ない。2015年年の瀬も夜明けとともに一時間ほどエサ打ちしたがアタリを出すことさえできなかった。ただモジリや泡づけは見られたので、粘れば何とかとも思ったが寒さに負けて撤収。この朝は数名のへらぶな釣り師にまじってタナゴ釣り師もいた。


 

まこも池の四季

冬のまこも池

2015年12月

2013年

春のまこも池

2012年3月

夏のまこも池

2013年8月

2024年9月

妻、娘、孫と池ごはん。

秋のまこも池

2011年10月


 

駐車場


 

マップ

マークした場所に駐車場。