海岸近くの桜井総合公園からのサイクリングコースが池畔を通る。サイクリングコースといっても専用道ではなく一般公道でクルマも走れる。池の海側はヨシ群落。
池岸の半周は道路、もう半分は民家と工場が立ち、一見、ほのぼのした野池の風情。
しかし何だこの名は。「内水区38号養魚池」という名は現地の看板に記してあったもの。38号って、この地域にそんなにたくさん養魚池が?
ヒントを探し地図を見つめる。2kmほど南の海岸近くの池に「岩城養魚場」というのがあった。なんと養殖しているのはクルマエビ!! もっともこの38号池にクルマエビがいそうには思わないが。
釣り禁止。
この池で気になったのは、やはりコレです。四角型のダム穴タイプ余水吐。二つありました。
看板前(写真左)のものは鉄のフタがしてありますね。フタがしまっていても水が流れこむように穴もあいている。養魚池だけに、せっかく育てた魚が余水吐に吸い込まれないための配慮でしょうか。もし養殖しているのがクルマエビだったとしても、この穴なら大丈夫そう。四角いコンクリート升は両方とも樋門開閉用と思われるスピンドルも付いている。
操作するときは、この狭いコンクリートのへりに飛び移る必要が。けっこうスリリングかも。
マークした場所は、道の駅 今治湯ノ浦温泉。