水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

東之狭間池(三重県名張)


人気の酒「而今」を生み出す町の溜め池

名張エリアでは代表格といえそうな規模を持つ溜め池で江戸時代に築造された。300年以上にわたって名張の里を潤し支えてきた池であったと思うと胸が熱くなるが、刻まれた文字も読みにくくなった石の記念碑は雨に濡れそぼっていた。池の左右両岸はゴルフ場にはさまれる立地。
釣り禁止。
名張の酒場では名物「どて焼き」を食す。
日本酒好きには全国的に知られる「而今(じこん)」を醸す蔵元・木屋正酒造もあるが、ほとんど地元には卸していないそうだ。
酒場で聞いた「あんな高い酒、誰が呑むん?」という笑い話に、なぜか考えさせられた。

蔵元

うおー、「而今」のラベルがいっぱい!


名張の酒場と土手焼き