くらぜいけ。
江戸時代初期に築造された歴史ある溜め池。
現在は宮崎市中心部から西にのびるバイパス沿いにあり、おおよそ市街地の辺縁という立地。
地元の人のブログで2013年に26年ぶりとなる水抜きをした際の写真が圧巻だった。巨大な草魚、鯉にまじり太いウナギが豊漁豊漁。ウナギは海と通じていないと遡上できないはずだが、昔は海から水路伝いに入り込めたのだろうか。取水設備が整備された現在の溜め池ではウナギの遡上は難しいと思うが、それでもときどき水抜きでウナギが獲れたとの報告を聞く。どういうわけだろう。
地元の熱意でオニバスの定着もみられたが、その後、どうなっただろう。ざっと目視ではオニバス群落は見あたらなかった。