八海山5合目の憩いの山池
漢字では漕池(こぎいけ)と書く。なんと、昔は舟で来ることができたのが名の由来とか。しかし、こんな山の稜線が海岸だった時代って、どれだけ昔なんだ・・。
舟どころか、ロープウェーと徒歩で往復だと半日がかり。
池ノ峰(1,296m)と女人堂(1,370m)にまたがる鞍部に池は立地するが、初回アタックは六月に行ったところ残雪が多すぎて、進むに進めず。しかも、雪代が多くてどれが池か分からず。
二度目のアタックは秋。雪はきれいになくなっていて快適な登山路だった。
ちょうど五合目の看板とともに小分岐が示され、数歩進めばコギ池。しかし多くの登山者は目もくれずに上をめざすのか、休日は登山客でごった返す山のわりには、意外にこの池に入ってくる人は少ない。
空撮してみると稜線上の鞍部に三つの池が並んでいる。隣の小稜は「池ノ峰」という。
モリアオガエル生息地。オタマジャクシにまじってサンショウウオの姿もあった。
水源は七月まで溶けない豊富な残雪であろうか。
池で見た生き物
オタマジャクシにまじってサンショウウオも。
池ノ峰と女人堂
登山路
ロープウェー利用で四合目の駅から1時間ほど。六合目の女人堂への途中で、上からコギ池を見下ろせる眺望スポットがある。
コギ池分岐
コギ池は数歩で着く。
登山路入口
ロープウェーの駅から上った場合は四合目スタート。
展望台からの眺め
大崎口登山路
ロープウェーを使わない場合はこちらで。急登。
八海山にはいくつかの登山ルートがあるが、他のルートについては、雨池、日の池、月の池のそれぞれに記す。
八海山の山容
八海山の山池さんぽ
Googleマップ
マークした場所は駐車場。