水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

御新田の池(鹿児島県種子島)

【ごしんでんのいけ / 御新田池】

女性の殿様が造った溜め池

種子島の平野部の集落内に立地する里池。農業用ため池データベースに「御新田池(ごしんでんいけ)」の名で登録されている。
明瞭な堤構造は見られず、堰き止め部も小さな石造り。掘り込みタイプの野池の様相。水位調節は板で行うシンプルな構造で、池も全体的に底が見えるほど浅い。農地を潤すほどの貯水量は見込めなさそうだが、じつは江戸時代に女領主が新田開発のために造った池だという。顕彰碑が池畔に立つ。
池近くにあった集落の地図看板には「御新田の池」と池名が記されていたので(下写真)、当ブログではそれに従った。