水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

洞峰沼(茨城県つくば)

どうほうぬま。洞峰公園。
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農村が先端都市へ。ため池はカフェのある公園池に。

洞峰公園は、温水長水路やフィールドアスレチック、各種スポーツ施設を有するつくば研究学園都市で人気の総合公園で、洞峰沼はその構成要素となっている。なんとはす向かいには、JAXA宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センターも。
公園の規模に見あうのびやかで大きな池だが、それでも往年の姿からすれば、大幅に縮小されている。かつては上原池と小野崎池の二つがあり、上原池は埋め立てられ宅地と道路に、小野崎池の方は縮小整備されて現在の洞峰沼になったとウィキペディアの「洞峰公園」の項に記述されているが、たいへん興味深い。
つくば学園都市が広がるが、かつては水争いの頻発する農村で、霞ヶ浦から農業用水を引く小野崎用水の完成までは洞峰沼が貴重な水源となっていた。
今はただ人々に憩いを与える存在であるこの池の水をめぐって、熾烈な争いがくり返されていたことを想像するのは難しい。

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池畔にカフェも



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親水護岸と花壇の設けられた島


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スポーツ施設も豊富


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駐車場と案内板


マークした場所に駐車場。