たかさかだむ。梅花里湖。
鮭川流域の治水を主目的とした重力コンクリート式ダム。魚の名がついた川は心躍るものがあるが、ダムに流れ込む豊富な沢はイワナ、ヤマメの宝庫。
治水ダムということだったので低水位を思い描いていたが、「梅花里湖(ばいかりこ)」と名付けられた貯水池は満々と水をたたえていた。貯水池にはコイ、ウグイが生息しており、ウィキペディアをはじめ釣り人でにぎわうという情報が散見されたが、現地に行ってみた感触では、アプローチ路となっている林道は荒れていて下の写真のように奥深く入ることをためらうほど。湖面とも高低差があり安易にとりつける水辺ではなく、釣り人でにぎわう状況は想像しにくいというのが正直な印象である。
それにしても「梅花里湖(ばいかりこ)」とはおもしろいネーミングである。1642mという世界一の水深を誇るロシアのバイカル湖を想起せずにはいられない。
堰体へと至るアプローチ路は一般車通行禁止。徒歩はオーケー。モンキーはゲート下をくぐれそうな小ささ。
アプローチ路入口側に駐車スペースあり。