薩摩藩主・島津家の邸宅庭園である仙巌園(通称 磯庭園)内にある庭園池のひとつ。
全国的にもきわめてめずらしい神社で、猫を神として祀った猫神さま。神殿は、なんとなく猫のおうちを思わせるファンタジックな石祠で、さすが猫の神様だけに出入口は扉ではなく、丸い穴がひとつ。
池の方は猫神さまのために魚を入れているのかと思ったら、そういうわけでもないらしい。そもそも猫を祀ったのは、薩摩藩が朝鮮出兵の際に猫の瞳孔を時計のかわり使おうと七尾を連れて行った故事による。以来、この地では時を知らせる神様になったのだとか。
絵馬ならぬ絵猫が鈴なりに風に揺れていた。
仙巌園は入園料有料。
マークした場所は駐車場。