水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

鏡沼(山形県川西)


2022年の決壊後、水がない状態に

2022年、この地域を豪雨が襲った。当ブログのコメント欄に地元の方から鏡沼の堰堤決壊の情報をいただき、2023年夏に再訪したところ破堤箇所はブルーシートで覆われたまま水がない状態のまま。よもや廃池になるのではと心配。復旧を祈るのみ。


 

破堤以前の鏡沼

堰体側の釣り人。自由な感じの良い池だ

山形の米沢は江戸時代には旱魃や冷害による激甚な飢饉に見舞われた地域。一帯は、堤、池、ため池、沼の付く池名が混在する。実際、原田城趾をのせた丘の足もとに控えた鏡沼のすぐ上にあるのは、新八堤。これほどのシェイクぶりは全国屈指のいい混ざり具合である。
池は堤以外を一般道が取り巻き、ため池から釣り堀に改造された過去があるんじゃないかと思わせるほど全周にわたって足場がいい。
鏡沼と上流側にある新八堤との間に川西ダリヤ園が広がる。
岸に駐車スペースも複数。


インレット側もこのとおり


アプローチ路と池畔の駐車スペース


奥側に見えるのが堤


魚影の濃いワンド。むむむ、円筒形の構造物は何だろう?


鼻上げをしている大量の幼魚は、ヘラブナとマブナの混在か


池の流れ込み


草を刈ればお弁当でも広げたくなる岸辺


川西ダリヤ園


 

Googleマップ

マークした場所は川西ダリヤ園駐車場。