水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

つぶら池(小菅沼)(富山県魚津)

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越中三大山城のひとつ、松倉城址の池さんぽマップ

航空写真で見たときは山里の中の池というイメージを持ったが、現地に行ってみると、けっこな山の上。
道の左側は急傾斜で落ち込んでいて、木々で見えないが下には池があるはず。辻に「小菅沼城」の案内板があったが、これは松倉城の支城。現在、「小菅沼」は一帯の地名になっている。
駐車スペースでもあれば、徒歩でじっくり降り口がないか見てまわるところだが、この先も狭い山道がつづいていたので、今回はあきらめた。
あとで調べてみると魚津市の「ため池ハザードマップ」に「小菅沼(つぶら池)」という名でこの池が記載されていた。
ため池というからには取水設備もあるはずだし、管理するためのアプローチ路もあるはずだが、どう見ても窪地にできた天然の池にしか思えなかったし、決壊するような人工堤があるとも思えない。
しかしハザードマップには破堤箇所から時間ごとに浸水が広がっていくシミュレーションが明記されている。
また隣の谷筋は、池谷、池上という地名。池谷神社もある。山城と集落を潤してきた歴史的な池がいるのかもしれない。
次回は、徒歩か自転車でアタックしようと思う。どうなっているのか楽しみ。

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このくぼみの下に池があるがアプローチ方法が分からなかった


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