水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

貝柄山公園の池(千葉県鎌ヶ谷)

f:id:cippillo:20200104110314j:plain

住宅地の中の公園で、周辺宅地と公園の境には3階建てほどの高さのコンクリート壁がめぐらされている。そんなわけで、洪水調節機能も担っているのかと思ったが、池尻側の排水孔はグレーチングを並べた簡素なものだったし、調整池にしては小さい。また池の南側は駐車場から住宅地へとオープンで溢流が止められない。
公園用に造成された池か、谷戸地形であることから、小さな溜め池だった可能性もある。
公園名は出土した縄文時代の貝塚跡に由来。
また池のインレット側の広場には、なぜか馬の親子のブロンズ像。これは一帯が、江戸幕府の設置した軍馬確保のための放牧場「下総小金中野牧」であったことを伝えるものである。
駐車場、トイレあり。

f:id:cippillo:20200104110304j:plain
なぜ馬の象があるかというと、
f:id:cippillo:20200104110321j:plainf:id:cippillo:20200104110249j:plainf:id:cippillo:20200104110240j:plain


f:id:cippillo:20200104110256j:plain
馬の尻ごしに見た池のインレット側


f:id:cippillo:20200104110422j:plain
池の右岸側。垂直のコンクリート壁の上に住宅地。手前の建物はトイレ。


f:id:cippillo:20200104110359j:plain
池尻側。女性像が立つだけで堤構造は見られない
f:id:cippillo:20200104110414j:plainf:id:cippillo:20200104110344j:plainf:id:cippillo:20200104110327j:plainf:id:cippillo:20200104110314j:plain


f:id:cippillo:20200104110407j:plainf:id:cippillo:20200104110352j:plainf:id:cippillo:20200104110336j:plain
駐車場と案内板


マークした場所に駐車場。