国営武蔵丘陵森林公園。
武蔵丘陵森林公園の敷地内に41ある池沼のひとつ。
池に横たわる倒木が目をひく。池を取り囲む木々は水面に覆い被さらんばかりに枝葉を伸ばし、わずかな空間を求めて池の方へ池の方へと幹を傾け、いずれはこの倒木のようになるのだろう。
落ち葉が堆積し、倒木が水の流れを止めて、池は浅くなっていく。
人間が造った池に対して、自然がもとの林を取り戻そうとしている光景にも思えたが、かたわらの看板に目をやると「紅黄葉樹見本園」とある。
なんのことはない、これらの落葉樹は公園化に際して人工的に植樹されているものもあるということだ。
マークした場所は武蔵丘陵森林公園の中央口駐車場(有料)