竹内峠に向かう街道沿いにある有料釣り場。歴史散歩の拠点にも。
大阪側の太子の道の駅から竹ノ内街道を竹内峠に向かって上っていくと、左側に現れるのが、ヘラブナ管理釣り場の竹之内下池。
2017年に訪れた際は「ウドン専用・ダンゴはこちら」というような桟橋案内もあった。池の上段にはレストランのほか、竹内峠旧道ハイキング者用の駐車場、トイレ、案内板もある。
竹之内下池ということは、上池は？
さて、竹之内下池という名前から、察しのいい方はこの先、峠に向かって上池があるはずだと思うだろう。
確かに竹内上池はあるにはあるが、なんと県境をなす竹内峠の向こう側の奈良県側に。これは池常識からすれば、かなり変。
当然ながら峠で隔てられた竹内上池、竹之内下池に通水関係はない。受益地にしても県が異なる。ちなみに竹内は「たけのうち」と読み、日本最古の国道である竹内街道（たけのうちかいどう）沿いにそれぞれの池はある。
考えられるのは、竹之内下池には通水関係のある別の「竹之内上池」があるのでは？
竹之内下池近くからの枝道
竹之内下池近くには国道と分岐して細い私道がある。この枝道に沿って四段の池があり、最上段の池は「FC竹之内」として釣り桟橋も備えていた。しかし航空写真では釣り桟橋が撤去されている。実態を確認すべく枝道に向かった。
しかし道の入口には立入禁止看板とゲートがあり、私道ということで徒歩で入ることも許されない雰囲気なので、ここはあきらめた。
地図を開くと、これとは別に峠の頂上側からハイキング路があり、四段の池にもつながっているようだ。つづきは、上之池のページで。
Googleマップ
マークした場所は駐車場。
