コンビニやガソリンスタンドのあるわりと大きな交差点に位置する野池で、町の資料によれば上池と下池の二段の池であるが、ちょうど交差点に池を分断されるかっこうになっており、現在は三つの池があるように見える。
池の水面は周囲の土地より低く、これは池を南北からはさんでいた丘陵を削りとり、かつ池の一部も埋め立てて整地を行い、道路、交差点、宅地などの市街地化に対応してきた結果であろう。
それでも池は残り、堰体は東側にあり新しい洪水吐を備えていたので現役で活用されているようだ。
鰻池という魅力的な名前の水辺としては、やはり鹿児島県の薩摩半島にある鰻池を挙げないわけにはいかない。
周辺の野池マップ。