水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

名熊ダム(千葉県いすみ)


1回目のアプローチは惨敗。

往年のバスポンドであるが、現在は釣り禁止や立入禁止との事前情報があり、現地に行くと確かに車止めのゲートがある。ちょうどボートを積んだバサーの車が二台転回スペースに駐車していたので延々とバックでもどらざるを得なかった。
ダム湖から900mほど北東の地点から空撮するが、高度および接近が足りずダム湖の姿は捉えられなかった。


再訪してみて驚いた。

およそ一ヶ月ほどのちに再び訪れる機会を得た。
舗装路でゲート前まで進める。路上駐車が二台。一台は農家。ゲートに立入禁止とあったがので、だめもとで農家の人に撮影で入ってもよいかを訊ねると、立入禁止だからオーケーとはいえないけど、守らない人も多いし自己責任で、と、やや投げやり気味な回答。
ゲートの横にはらくに通れるスキマがあり、人が多く出入りしている痕跡。
堰堤上へのスロープをのぼって驚いた。ちょうど中型ボートを陸揚げしている三人のバサーと鉢合わせになった。かなり本格的な装備。前回もカヤックをルーフにのせた路上駐車車両を見たがバサーのあいだでは、ちょっと有名なボート釣り場になっているようである。


一回目のアプローチ時に描いた名熊ダム想像之図。ゲートの位置は実際はもっと左で堰堤下。