どうげんこ。
蓼科スカイラインの入口に立地する池
昔は佐久市民の手軽なスケート場だったという洞源湖。2014年の初訪時は湖畔というか池畔に、洞源湖温泉クアハウス佐久が立っていて、ちょっとしたレジャー池感があったと記憶しているが、2024年の再訪時には住宅が点在するなかの素朴な湿地のようになっていた。
また、この池は標高2千メートルまで駆け上がる豪快な全長40kmの蓼科スカイラインの佐久側の入口に立地している。

立派すぎる名前と文豪
うーん、これはいくらなんでも「湖」と呼ぶにはムリがありすぎ・・どう見ても沼沢の形態。でも、長野では池に立派な「湖名」を付けるのはよくあること。文学者が命名することもあるので、どう見ても名前負けの池も多い。そんな「名前負け感」を賞味するのも信州ならではの池めぐりの楽しみ。
字は異なるが同音の湖沼として、群馬県の須田貝ダム(洞元湖)がある。
洞源湖は命名の由来に関わるかは分からないものの、池畔にはかの文豪・島崎藤村の旧家もある。
(上と下の写真は2014年の洞源湖)

池畔の史跡



Googleマップ
マークした場所は島崎藤村旧宅。
