2017年1月撮影。
初春の風物詩。三浦マラソンのエイドステーションにも。
公園墓地である三浦霊園内には管理棟前のメインとなる池と、坂をのぼりつめた海が見渡せる釈迦堂横の池と二つの池がある。
主池の方は日本庭園として整備された敷地内の主要景観要素として配されており、四季の花や草木に彩られ、錦鯉が泳ぐ。
霊園用に掘られた池というわけではなく、もともとは地元に七つあったという農業用ため池のひとつを改築したものだと、長く霊園管理をしている方が話してくれた。
ここ三浦半島でも最南部の下浦地区は、丘陵に農地と風力発電の風車が広がる温暖な土地だが、七つの池のうち野池の様相で残っているのは大谷戸の堰と小谷戸の堰の二つだけになってしまった。
2013年10月撮影。
周辺は名産の三浦大根の畑。季節には霊園内の直売所や売店で買うこともできる。
<特産・グルメ>
三浦大根が特産。
近くの海鮮料理店「豊魚」は大型観光バスも立ち寄る人気店。直売もあり。
<施設・設備>
日本庭園、遊歩道、駐車場、あずまや、ベンチ、売店
<観光>
三浦半島南端の城ヶ島や、マリンパークのある油壺が近い。
三浦霊園は毎年3月に開催される三浦国際市民マラソンのコースにもなっており、多くのランナーが通り抜ける。同マラソンは国内で唯一、ホノルルマラソンと提携しており、参加受付開始後すぐに定員に達してしまうほどの人気である。