農道から堂満山を背景に一幅の絵になる野池。
二車線の広域農道沿いでアクセス性がよく、駐車スペースもあり、池のまわりは全周にわたって歩ける。
2013年に訪れたときは、釣り場として山形有数のメジャーリザーバーである前川ダムに行く途中、通りがかりにたまたま見つけて思わず竿を出したところ、小バスの活性がハンパでなはなく、スピナーベイトに引率される園児のごとく追い食いしてきた。
池の周囲のどこで投げても小バスの群れを引き連れてくる。釣れるのが小バスばかりなのでスピナベを大きくしてサイズアップをはかったものの、最大でも20センチどまりだった。
2020年にラビリンス堰のあるダムスペックの松沢溜池を訪れたあと、フルールラインを走っていて思わずクルマを停めて竿を出した。
最初、7年前に釣りをした池だったことに気づかなかったが、山の形を見て、もしや、あのすごかった池では、と思いだした。
しかし水面をにぎわせているのはウシガエルのオタマジャクシ。
フィッシュイーターにとってこれほどの御馳走がウヨウヨしているということは、もうこの池に捕食者はいない。
マークした場所は駐車スペース。