フローターバサーに人気の原生林感ただよう池。
水深は20mを越えるだろうか。堰堤の高さがこの池の深さを物語る。水は澄明で雰囲気もよく山深い雰囲気。対岸には茶畑もあり牧野原台地を満喫できる池であるが、すぐかたわらに静岡空港が開業し、秘境に行くぞ、という感じではなくなった。この池の水深はフローターバサーのあいだでも伝説になっているほどで、確かに堰堤の高さはこの規模の谷池としては別格ともいえダムなみである。
堰体下には駐車場、トイレ、ビオトープも。
堰堤下にはビオトープが整備され、少し離れて駐車場、トイレもある。堰堤までクルマで行けないこともないが、軽自動車一台分の幅の道なので、地元の農作業の軽トラに迷惑をかけないよう手前の駐車場を利用した方がいいだろう。
池の奥部は大きく二股のワンドになっている。雑木林のオーバーハングなのでフローター向きだが、陸っぱりもできないことはない。この場合、アプローチは茶畑側からとなる。
2012年の調査時、バスは目視できなかったが、へらかまぶなのもじりを確認。2015年の追跡取材では魚影は特に確認できず。
ワンド奥部
堰体下のビオトープ
駐車場と案内板
なお同名の池が長野県に、赤坂「沼」が埼玉県にもある。bunbun.hatenablog.com
bunbun.hatenablog.com
マークした場所が公設の駐車場。
<その他の写真>
2012年撮影