藤沼ダム、藤沼貯水地、藤沼湖自然公園。
2016年7月撮影。堰堤の工事も進んでいる。
東日本大震災で決壊し死者を出す惨事となった。
高土山の東麓に抱かれた灌漑用人造湖で、ため池100選にも選定。
「藤沼」という沼ではなく、藤沼湖、あるいは藤沼貯水池、藤沼ダム、というように地名化している。
「水と緑のふれあいランド」を中心に藤沼湖自然公園として整備されていたが、東日本大震災で堰体が決壊し、150万トンの湖水が下の集落を呑み込み、7名が死亡する惨事となった。
(朝日新聞 2014/8/29朝刊)
初めて訪れたのは2006年ごろ。藤沼湖自然公園としてヨーロッパ風のコテージがならぶオートキャンプ場や遊歩道、駐車場もあり水辺に親しめるよう整備されたとてもいい池でしたが、2013年に再探訪した際にはアクセス路が封鎖されて廃墟のようでした。
2016年夏に訪れたときには、湖周路の一部をのぞいて封鎖は解かれ、日帰り温泉などの施設も営業していました。堰体工事の方も、かなり進んでいるようでした。
水は本来の湖面の数パーセントぐらいだろうか。五年の歳月のあいだに湖底には木まで育ちはじめている。
北岸にある日帰り温泉施設。
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/7392.htm
須賀川市HPより引用
マークした場所は「水と緑のふれあいランド」駐車場。