【うちのみだむ / 寒霞渓湖】
後ろも前も、ザ・小豆島。
ダム湖は小豆島最大の観光スポット寒霞渓の険しい断崖を背後に控え、ぐるりと目を返せば『二十四の瞳』の舞台となった半島と瀬戸内海が輝いており、「寒霞渓湖」の愛称がある。
「寒」の字が入っているものの、西には観光オリーブ園もあるような、ゆるやかな南斜面に位置するせいか、小さなダム湖ながらどこかのびやかで明るい陽ざしに包まれた感じが。「寒」という字がこれほど似合わない場所もないのでは。
白くくっきりした低く長い堰体と、周囲の緑のコントラストが美しいダムだが、このダムの完成によって湖底に沈んだ古い水没ダムが。
ダム湖左岸湖畔に「落合池記念広場」として名のみ残る落合池こそが水没したダム湖か。地元では「落矢池」という通称で愛されていたらしく、新ダム建設の際には反対運動もあったとのこと。
アクセス路は寒霞渓に至る観光道路ということもあり、走りやすい二車線。
堰体横ほか、ダム周辺各所に駐車場あり。(ページ末の案内板写真参照)
ダムカード対象ダム。
マークした場所に駐車場。