こなかいけ。
アーバンオアシスを掲げる「ため池百選」の池
地域の「アーバンオアシス」構想の中核を担う公園として整備されており、田園の中に唐突に全長90メートルのローラーすべり台が現れる。すべり台は堰堤の高低差を利用したものである。
多目的広場、舗装駐車場、トイレ、アスレチック遊具、自販機あり。
池は全国ため池100選にも選定されており、水上デッキや遊歩道が整備されているが、釣りは条例によって厳しく禁じられている。
通常、釣り自体は密漁(水産資源保護法違反)でもない限り犯罪に問うことはできないので、警察の出動は立入禁止の侵犯(軽犯罪)を根拠とする。
一方、小中池での釣りは議会を経た条例での禁止なので、釣り行為自体が立派な「犯罪」として扱えるところに驚きと怖さを感じた。条例で釣りを禁じた事例は初めて見たが、未来の日本では当たり前の光景になっているかもと、少し暗い気持ちになった。
釣りをしただけで警察が出動できる体制と、市民に監視と通報を担わせる池・・なるほど、これが日本のアーバンオアシスというわけか。小中池がそこまで追い込まれた事情を知りたいと思った。
小中池の構造と景観
堰体
昭和時代に築造されたハイダムスペックのアースダム堤体。
堰体サイドにローラー滑り台の入口があり、堰体の高低差を利用した滑り台になっている。



洪水吐
堰体右岸側の遊歩道を歩いていくと見ることができる。導水路はトンネル式。
高台から小中池を俯瞰


堰体下の谷戸と水田
2013年の小中池



小中池の動植物














小中池の施設・設備
ローラーすべり台と遊具




展望所
ウッドデッキ
2025年4月の再訪時は倒壊しており立ち入りできなかった。
駐車場(2ヶ所)




案内板











Googleマップ
マークした場所が駐車場。