水辺遍路

実踏・日本の湖沼 5,950湖

水元公園(東京都葛飾)

都立水元公園釣仙郷。小合溜。
f:id:cippillo:20141010101008j:plain

入口に立っている「釣仙郷」の看板に誘われて足を踏み入れると、ふっと木々の緑に濾過された水の匂いがした。
ここ水元公園は、江戸川の旧河道(三日月湖)を利用した広大な水辺空間で構成される都立公園。水郷と呼べる規模をもった都内唯一の水辺でもある。
歴史をたどると、戦後の食糧難を打開すべくタンパク源として注目された鯉、鮒の増殖を行う水産試験場だった時代もある。水産試験場という歴史資産と、水郷がもたらす豊かな動植物を含めた自然遺産とを維持・保存するコンセプトのもと、都の事業として公園化された。
小合溜を中心に、ごんぱち池、オニバス池、水生植物園、ミジンコ池など複数の池が、貴重水生植物保護ゾーン、水生植物観賞ゾーン、現況保存ゾーン、水辺環境ふれあいゾーンといったテーマに沿って配置され、それらをゆるやかに結ぶ遊歩道はメタセコイヤの森など豊かな植生に彩られている。
かつては水草も生えないほど水質が悪化し、魚も棲めない環境だったが、水質浄化の努力が実り、今では緑豊かな水辺となった。岸辺を歩いていると、ここが都内であることを忘れるほど。「釣仙郷」を掲げるだけあって、水面に近い岸辺は緑に覆われた自然護岸。どこからでも竿を出せる。ただしリール釣りは禁止。
へらぶなと鯉釣りが中心になるが、魚影は濃いとはいえず、釣り目的の人は外溜の方に参集する。外溜については別項を参照されたい。
タナゴは園内に流れる水路を狙う。
水元公園|水辺遍路


f:id:cippillo:20141010101003j:plainf:id:cippillo:20141010101012j:plainf:id:cippillo:20141010101002j:plainf:id:cippillo:20141010101004j:plain


親水デッキ
f:id:cippillo:20141010101000j:plain


ごんぱち池
f:id:cippillo:20141010101001j:plain


初夏の早朝にはハスの花が鑑賞できる
f:id:cippillo:20141010100958j:plain


エントランス付近の売店
f:id:cippillo:20141010101005j:plain


リール釣り禁止の看板
f:id:cippillo:20141010101007j:plain


案内板


マークした場所が駐車場