水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

竹の径新池(京都府向日)

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護符のように規制看板が林立

京都向日の野池群では共通スタイルの看板が見本市のように並ぶ。赤黒の明朝体を余白が引き締める凜とした釣り禁止看板は、この地域特有の美学が垣間見える。高級タケノコの産地で、池の横を「竹の径」が通る。
四段のかさね池であるが、向こうに見える堰体は弁天池のもの。やはりフェンスにべたべたと護符のように規制看板が見える。
なかなか釣りができそうな池は見つからないものの、看板好きにはけっこうおもしろい野池帯だ。竹の径はタケノコの季節にでも再訪して歩いてみたい。
池名はただの「新池」だが、識別のため当ブログでは「竹の径新池」とした。

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池へのアプローチ路「竹の径」


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全国でもっとも浸透したデザインの規制看板も併置
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明朝体の看板を両側からはさむようにゴシック系の看板が


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池の下には浄水場があった


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竹の径と周辺の池も記された案内板(池にある看板ではありません)