水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

居谷里第二貯水池(長野県大町)

いやりだいにちょすいち。

f:id:cippillo:20190131093444j:plain
堰体奥に玉石組みの護岸が見えるが、なぜ?

魅惑的な断層湖のひとつ、木崎湖を東側からふたぐ山の上にある居谷里湿原(いやりしつげん)を水源とした沢が大町街道にぶつかるところに造られた二段の貯水池。上池が第一貯水池で下が第二となっている。
釣り禁止の看板の設置者は土地改良区と大町市の連名なので、農業用の溜め池と見ていいだろう。上水道に関しては大町ダムがあることだし、周囲に浄水場もないので、まず農業専用とみてよさそうだ。
しかし、写真をよく見ると右岸側が玉石を積み上げた護岸になっている?? いきなりなぜここで景観配慮の護岸を? もっとじっくり拡大してみると玉石護岸はけっこう池の奥までつづいている。
なになにせっかく遊歩道があるなら案内板もほしいところ。居谷里湿原への裏アプローチ路かとあたりをつけたが、そうでもなさそう。謎。
池に映り込む赤松もいい雰囲気。空の条件がよければ絶景くるかと予感させるものもある。
この第二貯水池の下には広いチェーン脱着場があるので、池を訪れるならここにクルマを停めて歩くのがいいだろう。アクセス路は二車線で快適。

f:id:cippillo:20190131093443j:plainf:id:cippillo:20190131093445j:plainf:id:cippillo:20190131093442j:plain

f:id:cippillo:20190131093441j:plain
アクセス路とチェーン脱着場。


マークした場所はチェーン脱着場。