古い遺構がさりげなく残された生月2号溜池
本土と橋でつながっている平戸島を経由して、トラス橋で海峡を渡って行ける生月島はダムクラスの溜め池をいくつも保有する島。
島名の「生月」を冠したこの池は、200mほどの間隔で上下二段、いや正確には三段か・・かさね池タイプの溜め池。上の一号池の方はハイダムスペック。
ダムサイトに何げなく置かれていた漬物石のようなものは、築堤の際に、堤を突き固めるために使った「亀の子石」か。
スピンドルハンドルで操作する新しい斜樋とは別に、木栓を差し込むタイプの古い斜樋も残されていた。
丸い杭を打ち込むタイプが多いが、ここのものは角材を使っていたらしく穴も四角い。