水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

余田アゾラ池(仮称)(山口県柳井)

このあたり(余田)の野池で、浮き草の一種であるアゾラクリスタータによって真っ赤になり朝日新聞地方版に掲載された池があったので探してみた。
真っ赤に染まった新聞の池の写真の土手とを比較してみて、もう少し小さい池のようだ。候補となるのが3、4池。
アゾラクリスタータによって赤くなっている池は、全国の池をめぐっていると時々、出会う。大きな池が真っ赤になっているのを見たこともあり、それほど騒ぎになるほどのものという印象もなかったが、ここ余田で新聞沙汰になったの事情の方に興味がむく。
赤い池としては、上州(群馬県)の赤城山の血の池や、別府(大分県)の血の池地獄などがある。
前者はここ余田の池と同じく生物由来による一時的な現象だが、水草ではなくヤマヒゲナガケンミジンコの大発生が原因。後者は温泉水成分によるもので恒常的に赤い。


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アゾラクリスタータと思われる浮き草。撮影地は神奈川県の通称「海老名運動公園下」(三つ池)


マークした場所は、柳井健康余田温泉の駐車場。