海南の野池群のひとつ。
大池、内池、大明神池の三段池のまんなかにあたる。
大きな鳥が両の翼を大きく広げ、尻尾が細く長く伸びている。そんな変わった形状をしている池。かなり近くまで宅地化が進んでおり、池横の丘には家の屋根も見える。
2018年11月に公園入口に掲げられていた工事看板によると、この内池は完全に埋め立てられてしまうようだ。
海南市の「(仮称)海南市中央防災公園整備 基本構想」という公開資料によれば、来たる南海トラフ地震を見据えた防災拠点としての機能を公園に併せもたせることを目的とした整備であるとのこと。
埋め立てた内池は芝生広場に生まれ変わるイメージ図が添えられ、埋め立てる理由については、「現状では大部分が森林であるため、公園の機能拡充及び防災拠点化には、隣接池の埋立て整備が必要です」の一行があった。
以下の写真は2018年6月撮影。