定期的な水抜きが地元のイベントに。
地元では「蓮池」とも。総合運動公園が隣接し、駐車場も充実。
近隣の池と交互に隔年で定期的な水抜きが行われ、参加自由のちょっとしたイベントとなっている。地元では「かいぼり」「池干し」と呼ぶ。
池でとれた魚やエビなどの試食会もあったり楽しそうだ。
大きな池ではあるが平地に掘られた皿池ということもあり、水抜きのイベント化に適した条件を有している。池底はフラットで比較的浅いので安全性の確保がしやすく、周辺が住宅地で人も集めやすい。
すでにブラックバスは駆除が完了していることで、今後はアカミミガメやアメリカザリガニなど完全駆除が難しい外来種が、継続的な水抜きによってどこまで効果がでるのか興味深い。
また、イベントでは炊き出し体験、施設点検も同時に行われており、ため池の防災機能と地域自助という現代的な文脈での試みもなされている。
マークした場所は運動公園駐車場。
