イワナ、ヤマメからタナゴまで生息する雨乞いの水辺。
土湯温泉から山道に入り、進んでいった先のどんづまりにあるのが女池である。
草をかきわけて沼のほとりに立つと、潜水艦のように黒々とした鯉の群れがゆっくりと沖に向かって泳いでいった。まさに艦隊。(上写真)
カメラを向けるが蒸し暑い日で、レンズが雲ってどうしようもない。拭いても拭いても、油のようにまとわりつく妙な湿気。かつては村人が集い、雨乞いのために石を沼に投げ込む風習があったという。
そのほか看板によると、この沼にはイワナ、ヤマメ、ハヤ、コイ、フナ、タナゴと多様な魚類が生息している。
池畔に二ヶ所、駐車場あり。内、トイレは一ヶ所。
上からの眺望を得たければ、つつじ山公園から沼全体が見渡せる。
駐車場と案内板。
水辺遍路謹製マップ。