水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2019-09-29から1日間の記事一覧

池ノ平溜池(山梨県韮崎)

山中深くに独立してたたずむ池で、古くから「池ノ平」(読みは「イケンテーラ」」と呼ばれていたようで、その立地から天然湖沼の山池と思っていた。 しかし韮崎市のため池ハザードマップでは「池ノ平溜池」として記載されてもいて謎の多い池として注目してい…

飯泉の池(神奈川県小田原)

いいずみのいけ。2019年9月。池の横の川の流れが大きく変わっている。 変遷の烈しい小田原最後のヘラブナ釣り場。 かつては釣り人でにぎわった飯泉の池も、近年はほとんど人の姿は見かけない。国道の飯泉橋から見おろすことができる。 池のタイプとしてはジ…

八雲池(山梨県富士川)

【やくもいけ。八雲池公園】流れ込みと八雲池八雲池という池名が公園名に冠せられている、標高920mの孤高な山上湖。もともとは「七面池」という名の農業用ため池だったが、公園化した際に改造・改名したのだろうか。 池の一角に益母草(やくもそう・メハジ…

根津美術館の池(東京都港)

根津美術館は南青山という都心一等地に立地し、東武鉄道の祖であり鉄道王とも呼ばれる根津嘉一郎氏にゆかりの深い私立博物館。 もとは根津邸だった土地の庭園は、池にむかってスリ鉢状の地形になっており、立体的な造形と工夫で都心とは思えぬ妖しくも不思議…