水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

鮎屋川ダム(兵庫県洲本)

あいやがわだむ。
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湖畔に温泉の自動販売機がある。

魚の名がついているダム名は魅力的だが、読み方に関しては地元でも「あゆや」と「あいや」に分かれるそうだが、当稿では味わいのある「あいや」を採った。
もともと淡路島の湖沼の中ではすこぶる道路事情のよいところだが、南淡路と洲本を結ぶ広域農道オニオンラインの延伸によって、さらに快適で魅力的なドライブコースのバリエーションが得られた。交通量は少ないのでサイクリストにも人気の立ち寄りスポットになっている。ダム湖のインレット側まで二車線路で、途中に鮎屋の滝温泉の自動販売機があり100円で50リットルの源泉を購入できる。サイクリストにはちょっと重すぎか。10円で2リットルの選択肢もあるといいのだが。

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鮎屋の滝温泉の自動販売機


ダムは貯水とともに防災機能をあわせもった農業用で、重力式コンクリートの堤体は淡路島では数少ないダムらしいダムといえるだろう。
見どころとしては近くに鮎屋の滝、ダム湖のさらに奥には土盛り35メートルの壮観な大城池がある。

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堰体と案内板


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